あなたのお客様はどこから来てますか?一人サロンの商圏を正しく分析する方法

こんにちは!一人サロン経営塾のシマダ(@shimada_info)です!

今日は「あなたのお客様はどこから来てますか?一人サロンの商圏を正しく分析する方法」というテーマでお伝えしていきます

目次

「地元」「電車」「越境」3つのセグメントに分ける

あなたは顧客がどこからどうやって来ているか、正確に把握していますか?

  • 歩いて来る近所のお客様
  • 電車に乗って来るお客様
  • 都道府県を跨いでやってくるお客様

それぞれ「地元客」「電車客」「越境客」

ぼくはこの3つに分けて分析をしています

結果をどのように分析するのか?

顧客カルテを見たり、いつもどのような交通手段で来店されるのか、過去3ヶ月〜6ヶ月のリストを洗い出しましょう

そしてその結果をどう読み解き、どう分析するのか?

Pelodiasの実例をご紹介します

Pelodiasは歩いたり自転車でくる、いわゆる「地元のお客様は30%」ほどで、「電車に乗ってくる方が70%」で「その内の20%」が都道府県を跨いで遠方よりお越しくださるお客様です

まぁ、よく地元の自由が丘や奥沢のお金持ちを相手に高単価で楽して稼いでるみたいに思われるんですが、実際は全然違うんですよね(笑)

地元客は30%で、電車に乗ってわざわざお越しくださるお客様が70%なんです

遠くから人を呼ぶ(呼び続ける)ってカンタンじゃないですよ

話を戻しますね

ここから分かることはいくつかあるんですけど、例えば「7割が電車に乗って来る」ということは店舗の場所は関係ないということです

好きな場所に移転することができます

ライフスタイルが変わったり、それこそコロナなど情勢が変わったり、そういった時に多少動いても影響は少ないと予想されます

また、路面店である必要もありません

ほぼ全ての方がオンラインでPelodiasを発見しているんです

路面店ではありますが目立たない上に看板も何も出していないので、通りがかりで発見する方はいません

なので、マンションの1室とか路地裏の隠れた場所とかビルの3階とか5階とか、そういったテナントで家賃を抑えることもできます

逆にネガティブなポイントをいうと交通機関を利用する方が7割ですので、コロナの打撃を受けやすいといえます

幸いにも影響は限定的ではありますが、遠方のお客様で未だにご来店頂けていない方が幾人かいらっしゃいます

地元客比率が高ければ、そうではないでしょう

まだ色々と分析できることはありますが、ぼくの事例はこのくらいにしておきますね

分析する時のポイントとは?

「よし!早速、私も分析してみよう!」というあなたに一つポイントをお伝えします

例えばですが、地方の地域密着美容室だとしたら、そもそも9割以上が「地元客」ということもあります

その場合はセグメントの分け方を変えて

「徒歩5分以内」「徒歩10分以内」「自転車10分以内」としてみるとか

「車で10分以内」「車で30分以内」「車で30分以上」としてみたり

「住所の番地でエリア分け」してもいいです

この時に重要なのは幹線道路とか河川とか、商圏を隔てるものを考慮することです

人って無意識にそういったもので行動範囲が分断されますので、それを超えて来てくださるのには意味があります

そうそう、それと徒歩10分以内は半径800mですが、自転車で10分以内は半径2kmになります

同じ「来店時間10分」です

これも軽く捉えがちかもしれませんが、意味が違ってきます

ちなみにぼくはコロナ以降、地元客比率を10%引き上げる戦略に舵を切りました

安定というのは分散ですので「50:50」まではいかないまでも「40:60」(地元:電車)くらいを目指しています

参考になると嬉しいです

あなたのお客様はどこからどうやって来てくれていますか?

ぜひ、時間がある時に過去3ヶ月から6ヶ月の顧客分析をしてみてください

ここにあなたの強みや弱みが表れます




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