こんにちは！一人サロン経営塾のシマダ（@shimada_info）です！
あなたは先輩からこんなことを教わったことはありませんでしたか？
「清潔感のある着こなしをしなさい」
「笑顔で接客しなさい」
「言葉遣いに気をつけなさい」
これらは所謂「接客業」であれば誰しもが教わる基本中の基本です。
でも、そもそも何で「清潔感」が「笑顔」が「正しい言葉遣い」が必要なのでしょうか？
「何でヨレヨレの服装ではダメなんですか？」
「何で寝ぐせのままでは失礼なんですか？」
「何でニンニクの匂いがしてはいけないんですか？」
あなたは後輩から質問されたら、明確な理由を答えられますか？
では他にも営業職のサラリーマンでも考えてみましょう。
色付きのシャツではなく白いシャツ。
光沢のあるウールのダークスーツ。
内羽根のストレートチップの革靴。
シャツはアイロンをビシッとかけた方がいい。
スーツは皺がない方がいい。
靴は常にキレイに磨いた方がいい。
何で？
このように世の中で言い伝えられてきた「接客」「対人のマナー」の本質とは何でしょうか？
それは相手に「あなたが大切です」という意思を示すことなんですね。
人は誰しも大切にされたい。
それを行動で示すことで満たしてあげる。
これを僕はよく「準備が全て」という表現でお伝えしてます。
お客様やクライアントが大切であれば、その日その時その人に会うまでに時間と手間をかけて、事前準備を尽くせるはずです。
その結果、甘さや綻びが出てしまうということは、優先度や重要度が低い=「あなたは大切ではありません」という裏返しにもなってしまうんですね。
シャツにアイロンをかけておく。
皺にならないようにスーツを管理する。
靴をキレイに磨いておく。
破れたデニムは履かない。
笑顔でお出迎えをする。
言葉選びを勉強しておく。
このようなことは人の能力の高低に関わらず、誰しもが事前に準備をしておけばできることです。
誰でもできること。
それが蔑ろになってしまうというのは、相手に対する敬意が足りないからなんですよね。
待ち合わせや予約など時間を守ることも、ベストなパフォーマンスを発揮するために普段から食事や健康に気をつけることも全ては「あなたが大切だよ」と相手に示すために繋がることなんですね。
これは指名やリピートだけでなく、すべての人間関係に通ずる本質です。
友人、恋人、家族、パートナー、お客様。
そして自分。
あなたの大切な人に準備と行動であなたが大切だよと伝えましょう。
