僕が「コンサルのコンサル」をして自ら競合を増やしてしまう理由

こんにちは!一人サロン経営塾のシマダ(@shimada_info)です!

ここ何ヶ月かで「コンサルのやり方を教えてください」という問い合わせが増えました。

もちろん僕が教えられることは惜しみなく教えます。

「え?惜しみなく教える?自ら競合を増やしてどうするの?」

と思う人もいるでしょう。

確かにサロンコンサルが増えるほど、選択肢も増えるので、僕が選ばれることは減るかもしれません。

であればコンサルのやり方を教えず、ライバルが増えないようにして自分一人で活動を続けていった方が利益は大きい。

これも間違ってはいません。

でも、この考え方は貧しいです。

そこで今日は「パイを大きくする」という考え方を共有します。

ここでいう「パイ」とはアップルパイなどのパイのことですね。

データを示す時に使う円グラフをパイに見立てたのが始まりらしく、いかにもアメリカ人っぽいなと笑

たしかにパイを切り分けてるみたい笑
目次

小さなパイと大きなパイ

例えば、あなたは1ホール400gの小さなパイを作りました。

それを4人でシェアしたら1人分は100gです。

あなたが作ったのだから半分はあなたの取り分としたら、あなたは200g食べられます。

「いやぁ…200gじゃ全然足りないよ…もっと食べたい!」

そう思った時にあなたはどうしますか?

作るのが大変だったのだから自分の取り分を300gにして、他の3人には100gを分けてもらうことにしましょうか?

もしそれでも足りなかったら350g取りますか?

みんなから不満爆発は避けられないでしょう…

いや、そうではなくみんなでもっと大きなパイを作って分け合うことにしましょうよ。

次は4人で協力して2,000gのパイを作りました。

4人でシェアしたら1人分は500gです。

元々の1ホール400gよりもたくさんの取り分になりましたね。

この調子で作り手を増やしたらどうでしょう?

次は10人で協力して20,000g(20kg)の巨大パイを作ることに成功しました。

作り手が増えると1人では作れなかったであろう巨大パイができました。

1人分は2,000gです。

しかしみんなから快く、この巨大パイ作りの発起人であるあなたには1/4の権利が与えられました。

あなたの取り分は5,000gで、残りの15,000gを9人でシェアし1人当たり約1,666gになりました。

400gのパイの半分が取り分だった時よりも、割合としては「1/2→1/4」になったのですが、パイ自体が大きくなったことによってあなたの取り分は5,000gになり、みんなの取り分も増えました。

これが「パイを大きくする」という概念です。

コンサルというパイを大きくする

僕が考えるにサロン業界で「コンサルを受ける」というのはまだまだ一般的ではありません。

パイが小さすぎるんですね。

カットやカラーのセミナーで技術を習うのは当たり前になってますが、コンサルをつけて業績の壁を破るといった経営やマーケティングを習うのは一般的ではありません。

なので僕はこのパイを大きくしたい。

サロンコンサルが増えて、経営やマーケティングを習うことが増えれば、結果的に僕の取り分もみんなの取り分も増えるんですね。

10年前までは東京と地方では技術の差が明確にありましたが、今ではその差は限りなく縮まってます。

この先、技術は飽和します。

というかもう飽和してます。

「カットが得意」「カラーが上手い」から今では「ショートカット専門」「ブリーチ職人」など差別化や特化が行き着きました。

これ以上、特化します?もう行き詰まりましたよ。

むしろ揺り戻しで「幅広く色々できる方がいいじゃん」という主張する人も出てきてます。

僕もそう思います。

では、全国76万人いる理美容師の中で次の10年、20年勝ち残るにはどうすればいいのか?

それが経営とマーケティングです。

次はここが来る。

経営やマーケティングのセミナーやコンサルの需要は増えていくでしょう。

なので、冒頭のように僕は自ら競合を増やします。コンサルのコンサルをします。

僕が積み上げてきた知見を惜しみなく教えて、パイを大きくします。

サロン経営や働き方や生き方で行き詰まってる方も、コンサルを検討してください。

一人サロンだからといって全部一人で考えたり決めることに捉われなくていいんです。

コンサルを受けて限界突破した、その経験を元に今度はあなたが、また他の誰かを引き上げてください。

それがコンサルの一歩目になります。




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