美容師が接客で失客しないための「ひとつのルール」

こんにちは!一人サロン経営塾のシマダ(@shimada_info)です!

リピート率を改善するためにはプラス加点を狙いにいくよりも、とにかくマイナス点を減らすことが大切なんですよね。

今日は「接客で失客しないためのひとつのルール」というテーマでお話ししていきます。

目次

とにかく自分からは話さない

美容師やエステティシャン、ネイリストなど対人を生業とする方が必ず悩むのが「接客」ではないでしょうか?

接客って人対人なので正解がないんですよね。

その日、その時、その会話、その行動が正しかったのか間違ってたのか、誰も教えてくれないし、答えも分かりません。

なので「何をしたら良いのか?」というのは難しいのですが「何をしないと良いのか?」はいくつか手立てがあります。

今日お伝えしたいのは「自分からは話さない」ということです。

※「女性 対 女性」には当てはまらないかもしれないです。
男性 対 女性(お客様)もしくは女性 対 男性(お客様)には有効だと思います。

とにかく「自分から話さない」を徹底すると、会話での失客リスクは限りなく抑えられるんですね。

その2つの理由をお伝えします。

1.人は話をしたい欲求が高い

ぼくは今も1ヶ月ごとに色々な美容室に行っているんですけど、美容師さんてとにかく余計な話をしてくるんですよ笑

人って興味のある人や興味のある話題以外は何にも面白くないんですね。

例えば、あなたの好きな人が話すことだったら、どんな話題でも前のめりに聞くことができると思います

「最近ジョギング始めた」って言われたら、いつ走ってるのか、どんなコースなのか、どんなシューズ履いてるのか、気になりますよね?

でも初めて行った歯医者さんに「ジョギング始めたんですよ」って言われても前のめりには聞けないじゃないですか、イケメンじゃなければ。

いや、イケメンや美女だったとしても興味ない話題はツラいですよ笑

つまり人の心理として「話を聞きたい」よりも「話をしたい」欲求のが高いんです

なので話を聞いてあげた方が満足するんです

聞き上手の方がモテるって言いますよね?ぼくも聞き上手になりたいと努力しました!

でも聞き上手になりたいと思ってもなかなか難しいですよね

そこでオススメしたいのが「自分から話さない」ことです

別にお客様は髪をキレイにしに来ているだけなので、あなたが話さなくても全然大丈夫です

もしお客様があなたの話を聞きたいと思ったら、必ず話しかけてきます

その質問なり話題にお答えするだけでいいんです

もう、これだけ。

でも、ほっとんどの美容師さんがこれができない。全然できない。

なんかお客様に教えてあげたいとか伝えたいとか、お客様のためを思ってとかで話をしてしまう

それってあなたが話したいだけなんですよ

あなたの心の欲求をお客様に満たして頂いているだけなんです

そうではなくて、あなたがお客様の欲求を満たしてあげないといけないですよね

接客されてたらダメなんです

大切なことなので繰り返しますが話を聞いてあげた方が満足するんです

お客様を主軸に考えて差し上げてください

なのでお客様が「ジョギングってしてますか?」と聞いてくださった時に

「僕はジョギングって健康に悪いから一切しないんです。運動って一見すると体に良さそうなんですけど、過度にやると活性酸素が発生するので、むしろ細胞にダメージを与えて老化の原因になったり免疫が落ちたり、いうたら白髪が増える原因になるんですよ」

なんてお答えするのは大バカヤロウですね(笑)↑昔のシマダです (´・ω・`)

「ジョギングってしてますか?」に対するお答えは「僕はできてないですね、○○さんはしてるんですか?」これです

するとお客様は「実は最近ジョギング始めたんですよ。やっぱりコロナ太りが気になってー!」とご自身のジョギング話をしてくださるはずです

それにうなずくだけ

どんなにあなたが話したい話題があっても、聞かれない限りは心の奥底にしまっておいてください

主軸はお客様です

すごく難しいんですけど、接客が一流の人はこのあたりは徹底してます。鍛えてください。

2.口は禍の元

あともう一つはやっぱり「口は禍の元」なんです

あぁ、自分で言っておいてナンですが心が痛い…(笑)

話せば話すほど、なんか余計な一言が出てしまったり、お客様の癇に障ったり、違うかもって思わせてしまうような意見を言ってしまうんですよね

なので「なるべく話さない」「話す量を少なくする」それがリスクを抑える方法になります

もう本当に余計なこと喋らなければいいのに!って美容師さんばかりです

これを徹底するだけで確実にリピート率は上がります

ぜひ見直してみてくださいね




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