コンサルティングやLINE相談などで一人サロンオーナーとやり取りをしていると「やることに追われてる」「忙しすぎる」のがひしひしと伝わってきます。
サロンワークがお忙しいのは何よりですが、時間に余裕がないと未来のためのアクションができない、新しい取り組みができないなど負の側面も大きくなります。
- 中長期的な経営計画が考えられない
- サロンの数字管理がおろそかになる
- 新しい取り組みができない
- プライベートが犠牲になる
- 売上の頭打ち、停滞、衰退
今は良くても、時間のない状態は未来の選択肢を奪います。
時間こそが経営者にとって最も重要な資源です。
自分の持ち時間が10あるとして、目の前の売上を稼ぐことに10使ってしまうのはマズくて、せめて7くらいに留めて残りの3は未来のために投資することが大切なんです。
でも当たり前に24時間は全生命体に対して平等です。
ではどうやって時間を生み出すのか?
それが客単価と効率化です。
客単価は正確にいうと時間単価でもあるのですが、ようするに高いほど必要な売上を稼ぐための時間が少なくてすみます。
これに関しては色々なところでお伝えしているので、ここでは深掘りしません。
もう一つの「効率化」
今日はここにスポットライトを当てていきます。
時間のない人を見ていると、効率化の仕組みができてないことが課題だと気付かされます。
ちょっとした工夫や発想の転換で、時間を上手に使えるようになるのです。
そこで今日は僕が心がけている時間管理と効率化のコツを共有いたします。
1.細かい作業は減らそう
毎日するちょっとした作業や、毎回発生するちょっとした手間を減らせないか?常に考えています。
例えば僕のサロンではシャンプールームで自然音を流しているのですが。
以前は毎朝ONにして、帰る時にOFFにしていました。まぁ普通そうですよね。
でもある時それに疑問を感じて、常に流しっぱなしにしてみたんです。
そしたらそれだけで毎日のルーティンがめっちゃスマートになったんですね。
たかがBGMのON-OFFの作業ではありますが、0になると余計なタスクだったことに気づきます。
それ以来、ずーーっと流しっぱなしにしています。(さすがに連休前はOFFにしてます)
もちろん消費電力やデバイスの寿命低下などのリスクは試算した上で、無視できるほどの誤差だったので許容しています。
これは一例ですが毎日のちょっとした作業を減らすことができないか?疑ってみてください。
2.買い出しに行かない
僕は買い出しに行きません。
以前はゴミ袋とかスポンジとか雑品を100均に行き買っていたんですが、今は全てAmazonでポチります。
これ、100均のが安いと思い込んでませんか?
・Amazonで買ってるゴミ袋は50枚で450円(1枚9円)厚み0.02mm
・ダイソーで買ってたゴミ袋は15枚で110円(1枚7.3円)厚み0.013mm
よーく見てください。
「いやいや嶋田よ、ダイソーのが安いじゃないか?」と思います?
これ、たった1.7円の違いなんですよ。
100枚買っても170円の差。
こんな誤差みたいな金額を節約するためにダイソーに行って、あれやこれや探し回って、見つからなくて店員さんに聞いて、品切れだったりして、他の100均も行って、、、
こんな不毛なことあります?
僕やあなた、経営者の時間価値って尊いものなんですよ。
全てサクッとAmazonで完結。
いつでも気がついた時にスマホで注文できますし、サロンに届きますし。
人を雇って1回買い出しをしてもらったら1〜2時間の時給が発生しますが、あら不思議、Amazonは数千円の年会費だけで買い出ししてもらい放題なのです。
ちなみに僕が楽天を使わないのはリピ買いの導線が弱いのと、一括買いもしづらいからですね。メルマガのチェック外すのも不毛ですし。
Amazonの方が圧倒的に時間と手間がかからないのです。
あ、あともう一点!しかもAmazonのゴミ袋はダイソーより約2倍厚みがあるので、破れて悲惨なことになるリスクも2
倍低いのです。
散らかったゴミを処理する時間とストレス、そしてもう1枚使わなければならない損失。
まさに不毛の塊!不毛の波状攻撃!!
たかが雑品されど雑品。
金額コストだけでなく、実用価値を見定めたいものです。
すみません、あともう一点いいですか?笑
Amazonに事業用クレジットカードを設定してクラウド会計に連動させておき、決済すれば買った物すべて自動で経理処理されていきます。
最近のクラウド会計はAIで賢くなってるので学習させれば勝手に「消耗品費」「販売促進費」「雑費」など仕訳してくれるのです。
現金決済はレシートや領収書を打ち込む手間、時間がかかります。
これをコストと思えるかどうか。
なので僕は一切、現金決済しません。
決済は事業用クレジットカード一本に絞ることで経理が自動化されるからですね。
まとめ
今日は時間の効率化についてお伝えしました。
ほんのちょっとした作業や何気ないルーティンでも常に疑い工夫し、仕組み化をすることで効率化することができます。
秒単位、分単位の小さな時間でも積もれば大きな時間になります。
そうやって自分の持ち時間を増やし、未来を考えるための時間や積み上げるための時間にチェンジするのです。
冒頭の一文を改めて引用します。
自分の持ち時間が10あるとして、目の前の売上を稼ぐことに10使ってしまうのはマズくて、せめて7くらいに留めて残りの3は未来のために投資することが大切です。
このように時間の使い方に対してシビアに向き合い続けてきた結果、僕はいつもヒマですからね笑
これらのコツを実践することで、一人サロン経営者でも時間に追われることなく、効率的にサロンを運営できるはずです。
ぜひ、今日から実践してみてくださいね。