こんにちは!一人サロン経営塾のシマダ(@shimada_info)です!
独立したらカット料金はいくらにすればいいんだろう?けっこう悩みませんか?
今日は独立するにあたって最重要ポイントである「価格設定」の考え方についてお伝えしていきます
最後まで見て頂くと、あなたの技術やサービスにいくらの価格を設定すればいいのか?
独立して貧乏暇なしではなく、余裕のある美容師ライフを送るために、必ず抑えておくべき価格設定のやり方が理解できますよ。
↓動画版はこちら
値決めは経営そのもの
京セラ創業者であり生きる伝説の経営者ともされる稲盛和夫氏は著書でこう言います「値決めは経営そのもの」だと
このように言っております
あなたの技術やサービスの価値を正確に判断できてますか?お客様が喜んで買ってくださる最高の価格になってますか?
高すぎてもダメ、安すぎてもダメ、それが値決めです
まさに経営そのものである価格設定ですが、じつに多くの美容室、美容師さんが間違った価格設定をしています
特に一人サロンは値決めをミスると死活問題です
では、価格設定で抑えておくべきポイントやっていきましょう!
比較してはいけない
独立してうまくいかない美容師さんに「どうしてその価格にしたんですか?」とお伺いすると…
今まで勤務してきたサロンの価格だったり、周りのサロンの価格と比較して合わせて「なんとなくこのくらいかな?」と決めてしまうことがほとんどなんですよね
これで失敗しているケースが本当に本当に多い…
でも一人サロンで独立するにあたって、今までの価格は忘れてください
そこに引きづられて価格設定を決めてはいけません
お客様にとって「独立を果たしたあなた」「マンツーマンで対応してくれるあなた」はオンリーワンの価値があります。
替えが効かないんです。
あなたの価値は、あなたが思う以上に価値があるんですよ
なので今までの価格や、周りのサロンの価格と比較せず、真新しいあなたの価値を設定してください
自分の限界を超える
「これくらいが限界かな」という価格からさらに1~2ランク上げてください
例えば「私のカットは6000円が限界かなー」
「これ以上高くしたら、お客様来てくれないんじゃないかなー」「リピートしてくれないんじゃないかなー」
と、感じたとしたら7000円か8000円をつけてください。
これの意味は伸び代ですね
僕自身がそうでしたが、4000円のカットから7000円にして独立した時は、その価格に見合った価値を提供できているか?不安で不安でたまりませんでした
毎日お腹が痛くて仕方なかったです…
でも何とかその価格に見合った価値を提供しようと、自分の持ってるものを100%全部出すんです
それでも不安なので毎日勉強したり練習したり、常にずっと自分だけの価値を考えて考えて考えて考えて…
何とか7000円の価値を提供できるように努力して成長して、ある日ふと気づくと7000円を当たり前に頂ける自信がついているんですね
最初から5000円や6000円のカットにして、その時の自分の手が届く範囲の価格でやっていたとしたら、今のカット10000円はないと思います
なので、今のあなたが手の届く範囲の外側にある価値を掴めるよう「限界かな」と思う価格から、さらに1~2ランク上の価格を設定してください
それがあなたの未来と伸び代になります
欲しい売上から逆算する
あなたはどのくらいの年収がほしいですか?
あるいは月にどのくらいの収入が必要ですか?
これを叶えるためには価格設定を欲しい売上から逆算して考える必要があります。どういうことかというと
「サロンの運営費」+「あなたの生活費」→「どのくらい必要?」
まずはここに向き合ってノートに書き出してみてください。
で、次に「週に何日営業するのか?」「1日に何人のお客様をやるのか?」これを決めます。
すると「月の営業日」×「1日の客数」→「1ヶ月の客数」が分かります。
ここまで分かると「欲しい売上」=「1ヶ月の客数」×「必要な客単価」が見えてきますね。
もう答えは出ましたね!
この「必要な客単価」を実現できるようにメニューと価格を設定するということですね。
ぜひこちらもノートに書き出してワークしてみてください。
ちなみに冒頭の動画Ver.では「必要な売上に+3割の利益設定がオススメな理由」も解説してますので、そちらもぜひ!
価格設定のポイントまとめ
今日のポイントをまとめます
- 今までの価格や周りの価格と比較してはいけない
- 自分の限界から1~2ランク上げた価格にする
- 欲しい売上から逆算して設定する
一度設定してしまうと、価格設定のミスは後から取り返すのが難しいんですよ
シマダの一人サロン経営塾では独立や価格改定のサポートをしております
「いくらに設定すればいいのか分からない」
「こんな価格にしていいのか?めっちゃ不安」
「値上げしたいけど、どうすればいいのか…」
そんな時にはぜひ、相談してくださいね!