サロンのターゲットを明確にする2つの方法

こんにちは!一人サロン経営塾のシマダ(@shimada_info)です!


「ターゲットを明確にしよう」とよく言われていますが、改めて考えてみると難しくないですか?

どんな人をターゲットにすればいいの?
ペルソナといわれてもよく分からん!
そもそもターゲットを決める必要ある?

僕もサロン開業時に熱が出るほど考えましたが(笑)ポイントを抑えていないと難しかったので、今日は一人サロンを始めたい方や集客がうまくいかない方へ向けてターゲティングについてお伝えしていきます。

結論から言うとターゲットは明確にしておくことでサロン経営の舵取りにとても役立ちますよ。

この記事では

  1. ターゲットを明確にすべき理由
  2. ターゲット設定のやり方
  3. 理想のお客様が集まってくる発信方法

について学ぶことができます。

それでは早速やっていきましょう!

目次

なぜターゲットを明確にすると良いのか?

昭和の時代は「聖子ちゃんカット」が一斉に流行ったり、男性でいうと「プロ野球」と「ゴルフ」の話が出来れば雑談に困らないと言われていたほど、国民みんなが同じ価値観を持っていました。

なのでターゲットを明確にしなくても、同じような人達に同じようなことをしておけば何とかなったんですね。

ところが2020年代の今では個々の価値観が多様化し、流行そのものの規模もどんどん小さくなっています。

鬼滅の刃カラーが流行っていたり、スキンフェードが流行っていたり、バレイヤージュだったり、韓国風スタイル、ウルフカットだったり、髪質改善だったり。

この時代に「何でもできますよー」という、何でもそこそこ美容師は選ばれにくくなってしまいました

それらがそこそこできる美容師よりも、それぞれに特化してクオリティ高く提供できる美容師のところに行った方が良いじゃないですか?

さらに技術だけの問題ではなく、価値観も違います。

「鬼滅の刃カラーがしたい人」と「髪質改善でサラサラストレートになりたい人」では価値基準が全然違いますよね。

それだけ価値観が違うと、好むインテリアや好む音楽も違うし、どんな言葉が刺さるかも違います。

そうなるとサロンをどんなインテリアにするか、どんな音楽を流すか、どんなキャッチフレーズにするかが変わってきます。

万人に好かれるサロンが難しいことが分かりますよね。

たくさんのスタッフがいて、いろいろなお客様が集まる大型サロンならまだしも、特に一人サロンでは厳しいです。

広く浅く何でも万人受けではなく、一人サロンならばある程度はお客様を絞って特化する方が得策。

これが一人サロンの戦い方です。

なのであなたが来て欲しいお客様がどんな人なのか?ターゲットを明確にする必要があるんです

あなたの理想のターゲットを設定して、その人に向けて発信すると、理想のお客様が集まってきます

どうやってターゲットを明確にするのか?

では、どうやって理想のターゲットを決めればいいのか?どうやって絞ればいいのか?

ターゲット設定のやり方ですが、できるだけカンタンにシンプルにしました。

ぼくは2つやり方があると思ってます。

  1. 売上トップ10のお客様の共通点を探す
  2. 売上トップ10から特定の一人に設定する

売上トップ10から共通点を探す方法

あなたのお客様の売上トップ10を整理して、その方達の共通点を探してください。

何か共通するポイントはないか?

  • 女性なのか男性なのか?
  • 年代は?
  • どのエリアに住んでいるのか?
  • 家族構成は?独身?子供は何人?両親と同居?
  • ご主人や奥様の職業は?年収はどのくらいなのか?
  • 好きな芸能人やアーティストやアイドルは?
  • 趣味は何か?休日はどんな過ごし方をするのか?
  • 平日と休日それぞれの生活サイクルはどんな?
  • 主にみるメディアは?メインのSNSは?
  • 文字を読むのが好き?動画を見るのが好き?音声を聞くのが好き?
  • 好きな本や映画のジャンルは?作家は?
  • どんなお店が好きで通うのか?

そして大切なのが、どんな悩みを持っているのか?どんな希望や要望があるのか?

少なくともこれくらいは抽象化して、架空の理想のお客様像(ターゲット)を作ってください。

その架空のお客様像をペルソナといいます。ペルソナマーケティングというやつですね。

サロンのことを判断する時に「そのペルソナさんだったら何を喜ぶかな?」と基点にして考えるようにします。

売上トップ10から共通点を探す理由としては、どんなに良いお客様でも売上に貢献してくれない人をターゲットにしても意味がないからです。

特定の一人をターゲットにする方法

もうひとつの方法としては年間売上トップ10の中から1人のお客様をチョイスして、その人自身をターゲットに設定することです。

売上、人柄、ライフスタイル、など数字とパーソナリティを考慮して、あなたにとってNo. 1のお客様をチョイスしてください。

前述のペルソナを作る時と同じかそれ以上に、そのお客様のことをよーく知って深掘りしていきましょう。

そして同じようにサロンの経営判断をする時に「〇〇さんだったらどうすれば喜ぶかな?」と考えたり、直接ご意見をお伺いします。

そのお客様のような人がたくさんサロンに集まってくれるように、ターゲットにするわけですね。

これは分かりやすいし、やりやすいですよね?

理想のお客様を集めるための発信

架空の理想像にしても、特定の一人にしても、その設定したターゲットに対して

どんな言葉が刺さるのか

どんな写真に惹かれるのか

どんな動画なら見てしまうのか

どんなサロンなら来てくれるのか

どんなメニューをどう見せれば喜ぶのか

どんなサービスを提供するとファンになってくれるのか

それを考えて発信してください

やがて、あなたの理想のお客様でサロンがいっぱいになることでしょう




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