一人サロンが売上「月100万円」を達成する戦略を解説します

こんにちは!一人サロン経営塾のシマダ(@shimada_info)です!

今日は完全マンツーマンで月100万円の売上を作るために必要な考え方をお伝えしていきます。

月100万は決して難しい数字ではないですし、むしろマンツーマンだからこそお客様の満足度も高めることができるので、誰でも頑張れば達成できる数字なんですけど、なかなか届かない方にとっては届かない…

まさに売上の壁と言えるのではないでしょうか?

そこで今日は月100万の攻略法を共有します。

攻略法というのは具体的に「これをやれ、あれをやれ」というのではなくて戦略のことですね。

というのも全国の美容師さんや理容師さんから相談を頂き「売上100万達成」のためアドバイスをさせていただいて思うのが、そもそも「売上の原理原則を理解していない」ケースが意外と多いなってことなんですよ。

売上の原理原則を理解しないまま漠然と売上アップを頑張ってるのは

ゲームクリアの条件を知らないままダンジョンを彷徨い続けているようなものです

それではいつまで経っても目標達成はできないですよね?

まずはゲームクリアの条件を知りましょう。

ではゲームクリアの条件って何ですか?と

何の数字をどのくらい改善したら100万円を達成できるのか?

まずはこれを知るべきなんですね。つまり戦略を考えるということです。

これを知らないままダンジョンを彷徨ってしまうと、永遠に100万円は達成不可能です。

なので今日は改めて基礎的なところからおさらいをしていきましょう!


動画で観たい方はこちら↓

目次

売上の原理原則を抑えよう

売上の原理原則とは?これはどの業種のどんなビジネスでも普遍の法則で

売上=「客数×客単価」です

月に「何人」のお客様が来たか?その人が「いくら」使ったか?

これを掛け合わせたものが「売上」になります。

非常にシンプルなのです!

売上の原理原則を知っておくことで何の数字をどうすれば売上が上がるのかが分かるので、もう攻略本を手にしたようなものです。

売上の原理原則に関しては以前のブログで詳しく解説してます↓

1日に何人やるのか?

さて、月売上100万といっても、その内容は100人100通りです。客単価や1日の客数、休日数が違うからですね。

なので、客数や客単価を自分なりにカスタマイズすると、より具体的なプランができあがります。

試しに何パターンかシミュレーションしていきますね。

目標売上は100万に設定します。

(100万 = 客数×客単価)

この客数と客単価が人それぞれなのです。


  • 最もシンプルで分かりやすいのは「客単価10,000円のお客様を1ヶ月に100人やれば100万円」

100万 = 10,000円×100名

週2休み(22日営業)→1日あたり約4.5人

客単価が10,000円なら1日4~5人やれば、週休2日で100万円が達成可能です。


  • やや単価が低くてもガッツリ客数を回すことで100万達成は可能です

100万 → 5,000円×200名

週2休み(22日営業)→1日あたり約9人

完全マンツーマンで1日9名はちょっと大変そうですけどね。


  • 高単価にして客数を絞る方向性の場合は

100万 → 20,000円×50名

週2休み(22日営業)→1日あたり約2.3人

高単価であれば1日2名しか担当しなくても、週休2日休んで100万が達成できます。


ちなみに僕はサロンをオープンする時には客単価15,000円で1日3名様。週休2日で月100万円という事業計画を立ててました。

客単価15,000円というのはカットカラートリートメントであれば十分に現実的な価格帯ですからね。

というわけで試算を見ると同じ100万の売上でも1日2人なのか1日9人なのか、サロンの個性が出ることがわかります。

客数を上げるのか客単価を上げるのか

あなたは1週間にどのくらい休みが欲しいですか?

1日に何人のお客様をやりますか?

あなたの現状の客単価はいくらでしょうか?

(100万 = 客数×客単価)

ここに現状の客数と客単価を入れていただいて

月100万を達成するには客数が足りないのか?それとも客単価が足りないのか?

それとも両方足りてないのか?

理想とする数字とのギャップを埋めていく必要があります。


ここまでをまとめると100万に届かない原因と対策は3つパターンがあるということ

  1. 客数が足りているなら客単価を上げる
  2. 客単価が足りているなら客数を増やす
  3. どちらも足りていないなら戦略を見直す

「客数と客単価」どちらから上げるべきか

ご自身の課題が「客単価」にあるなら客単価を上げる戦略を。「客数」にあるなら集客を頑張る。

では、どちらも足りていない場合にどうすればいいのか?

もちろん両方ともに上げていくということを戦略的に行なっていくこともアリですが、客数か客単価どちらから攻めるべきかを解説すると

  • 客数から上げていくと、いずれ価格改定が必要
  • 客単価から上げていくなら、より質の高い集客が必要

客数を優先した場合、満席の客数の9割を目指します。その後に客単価を上げる施策や価格改定を実行する流れ。

客単価を優先した場合、足りない客数を集めるために集客をより一層頑張るようになります。運転資金も必要になるでしょう。

これはどちらが良いか?と言い切るのは難しく、それぞれのサロン状況によりケースバイケースなんです。

充分な新規集客ができているのであれば客単価を上げる判断をすべきですし、しかし集客がままならず客単価を上げると失客してしまったらシンプルに詰みます。

さらに言うと、ここにリピート率も関わってきます。

リピート率がままならないというのは厳しいことを言いますが現在の「価格に対して提供価値が見合っていない」「実力不足」ということになります。

一人サロンの場合は「新規リピート率40〜50%」「常連リピート率90%」ここが最低ラインかなと。

この場合、根本的に価値提供を見直してブラッシュアップするのを最優先していきましょう!


あなたに足りないものは見えましたか?100万円に足りないものはなんでしょうか?

「必要な利益」「1週間の休み」「1日に何人やるのか」「そのために必要な客数と客単価」

まずはこれを紙に書き出すことから始めてください。




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