こんにちは!一人サロン経営塾のシマダ(@shimada_info)です!
サロン開業の準備は退社してからでは遅すぎる
「独立を考えているんです」という美容師さんの相談を聞くと、驚くほど何も行動していなくて驚愕することが多いです…
また、無事にサロンを開業したものの、なかなか軌道に乗らず困ってる方からのお話しを聞くと「開業準備からオープンまでバタバタでした」と答える確率の高さ!
この2パターンってリンクしていると思うのです…
サロン開業後、スムーズに軌道に乗るサロンオーナーといつまでもジリ貧が続くサロンオーナーこの違いとは一体なんでしょうか?
答えは「ちゃんと開業準備ができていたか」
これがスタートダッシュをキメれるかキメれないかの明暗を分けるのです
そこで今日は「開業準備の70%を退社前に終わらせスタートダッシュをキメる考え方」これの理解をやっていきましょう
いつテナントが見つかるかは運次第
サロン開業においてテナントや立地は非常に重要です
狙うエリアや沿線、駅からの距離、適切な広さ、間取り、そして家賃
この全てが理想的な物件に出会えることは滅多にありません
するとやがて「早く決めなければ…」と焦りがうまれ、妥協したテナントでの開業を余儀なくされてしまうのです
これでうまくいくはずないですよね?
収入が途絶えるのは恐ろしいですね…
テナントが決まると加速度的に忙しくなる
実際にサロン開業してみた経験からいうと「テナントを契約した時」からオープンに向けて、加速度的に忙しくなります
内装デザインや寸法の確認、水道光熱費やネット回線の契約、保健所との行き来、銀行への相談や事業計画書、工事の立ち会い、確認などなどなど
やること、考えること、決めること、が次から次へと押し寄せます
そんな状況でじっくり開業準備をできるとは限りません
できる限りのことはテナント契約前までに済ませておきたいところ
テナント契約が分岐点なんですね
開業後はお客様に集中すべし
そして忘れてはいけないのが「店舗を無事にオープンすればOK」ではありませんよね?
1番重要なのは「お客様を集客し、リピートして頂くこと」
そのために①ホームページやSNSの充実 ②チラシやWebなど広告出稿 ③ショップカードやスタンプカードなど施策の準備 ④魅力的なメニュー作りや優待 ⑤オープン集客からリピート ⑥固定客化への動線
これらの戦略を抜け目なく練らなければなりません
じつは経営者であればここにこそ時間と労力を割かなければならないのに、その他の開業準備に手を取られると最も重要なところに集中できません
結果的に細部まで煮詰めて設計することができずにオープンを迎え、スタートダッシュをかけられず、いつまでも軌道に乗ることができないのです
開業準備の70%を勤務中に完了しておく
ここまでをまとめると
- 理想のテナントはいつ出てくるか分からない
- テナントが決まると加速度的に忙しくなる
- 集客、リピート戦略を煮詰めるのが最重要
つまり、どうすべきかというと「安定した収入を確保しながらテナントを探し、テナント契約前までにできる準備は全て済ませておく」ということです
でも開業がいつになるか分からないし、まだ準備できないのでは?
ここで朗報!
じつは開業準備に必要な70%のことはサロン勤務中に完了できます
シマダも勤務中にコツコツと開業準備をしてきました
でもこの重大なポイントをじつに多くの開業希望者が知らないまま走り出してしまいます
もっと経営の勉強をしておくべきだった…
もっと市場調査を十分にすべきだった…
ちゃんとオープン販促を練るべきだった…
うまくいってないサロンオーナーさんは、だいたいこのようなことをおっしゃいます
これらはサロンオープンまでに時間がなかったり、準備ができていなかったから起こることです
開業後、スムーズに軌道に乗るために本当に重要な経営判断に時間を使えるように準備しましょう!