こんにちは!一人サロン経営塾のシマダ(@shimada_info)です!
今日は「来店周期を週ベースで管理しよう」というリピート施策をお伝えしていきますね
お客様は次回目安がわからない
- お客様の来店サイクルが安定しない…
- 次回予約を取ってもらえない…
- 予約スケジュールがキレイに埋まらない…
このような相談を頂くことがよくありますが、じつはこれらの根本的な原因は同じなんですよ。
それは何かというと「次回来店目安を超具体的に伝えられてない」からです。
そもそもあなたは次回来店目安をお伝えしてますか?
美容師は「このくらいの期間で髪が重くなるな」とか「根元がこのくらい伸びたらリタッチ必要だな」とか「毛先の色がどのくらい持つか」とか。
これらの次回目安が分かると思うんですけど、お客様ってその感覚が全く分からないんですよ。
なのでこういうことを言われたことはありませんか?
前回○○さんが「2ヶ月で後ろが重たくなるよ」って言ってた通りになりました!!
お客様はまるであなたが予言したかのように、感じているのです。
一般のお客様は「どのくらいで美容室に来たらいいのか?」「何のメニューをすればキレイな状態でいられるのか?」全然分からないんですよ
だからあなたが教えてあげないと、お客様はいつ来たらいいか分からない。
なので、帰る時に必ず「次回来店目安」を教えてあげて欲しいんです
週ベースで管理すべき理由
いやぁ、でもちゃんと次回目安をお伝えしてるんですけどねぇ…
と思ったそこのあなた!
超具体的にお伝えできてますか?ざっくりとした目安になっていませんか?
よくあるNG例はこんな感じです
それは、、、
次は1ヶ月後に来てくださいね
これ何でダメだか分かりますか?
ここから書くことが本当に大事なので、ぜひ覚えていってくださいね
1ヶ月に1回来店されると年間に12回ですよね?
でも
4週間に1回来店されると年間に13回なんですよ
分かりますよね?
「1年は12ヶ月で365日」ってことは皆さんよーく知ってるんですけど「1年が52週間」ってことは知らないんですよ。
「1ヶ月」と「4週間」って同じにしてませんか?
30〜31日(1ヶ月)と28日(4週間)とでは2〜3日違います。
仮に今日が5月29日だとして「次回は1ヶ月後の6月末か7月頭に来てください」って言ってしまうと、これ実際には「5週間」になってしまうんですよ。
白髪が多いお客様の場合は特に慎重に週ベースで管理して差し上げないと、1週間の差って大きいので根元が気になってストレス感じちゃいます。
なのでこのお客様は何週でご来店いただくのがベストなのか?
しっかりと把握して、お伝えしてください
「次は4週後の○月○日が目安です」と。
そうやって具体的に導いていくと、お客様もだんだんご自身のベストなペースがわかってくるんです。
「5週になると白髪が気になるから4週じゃないとダメだな、、」と
これを繰り返していくことで、サロンは良い方向へ向かっていきます
- お客様の来店サイクルが安定する
- 次回予約を取ってもらえるようになる(それもお客様から)
- 予約スケジュールが無駄なく埋まるようになる
このように冒頭のお悩みは「次回来店目安を超具体的に伝える」ことで解決できます
来店周期を週ベースで管理するやり方
次回来店目安を週ベースで把握するためにはこの手順でやると良いですよ
- カルテで今までの平均サイクルが何週間か計算する
- カレンダーで次が何週後か調べる
- そのお客様がいつも来る曜日に当てはめる
- 「次回は○月○日が目安です」と伝える
大事なポイントはお会計の時に慌てて調べるのではなく、前日や朝にあらかじめ調べておき、会計時にさらっと伝えることです。
あくまで伝えるだけにしてください。次回予約を取ろうと思わなくてOKです。
それと来店周期が3ヶ月とか6ヶ月とか長いお客様ほど、週ベースで正確に管理しないと、なぁなぁになりやすいので注意してください。
ズルズルと来店周期が伸びてしまいます。
今日の大事なポイントまとめ
- こちらが教えてあげないと、お客様はいつ来たらいいか分からない
- 1ヶ月と4週間は同じじゃない
- お会計時に次回目安を超具体的に伝える
- ベストな来店サイクルは事前に調べておく
- 次回予約は取ろうと思わない
これであなたのお客様はストレスなくキレイでい続けられますし、あなたのサロンの売上も安定します。
ズルズルと伸びていた来店サイクルが安定することで、年間の来店回数が1~2回増えます。
数年の単位でみた時、大きな違いがここに生まれますね。
ぜひとも、今日からお客様の来店周期は週ベースで管理してあげてくださいね