美容師という職業ならではの魅力って何だと思いますか?

こんにちは!一人サロン経営塾のシマダ(@shimada_info)です!

あなたは美容師という職業だからこその魅力ってなんだと考えてますか?他の職業にはない美容師の魅力ってなんでしょう?

どんなことやどんな瞬間にやりがいや達成感やハッピーを感じますか?

  • クリエイティブなヘアスタイルを考えること
  • ハサミと技術を使って美しさを引き出すこと
  • お客様に自信を与えること

確かにこれらは美容師の仕事のアツい部分です。

しかし、嶋田が美容師をしてきて確信したことは、この仕事の魅力はそれだけではないということです。

僕が思う美容師の真の魅力は「お客様の人生を共に歩める」ことにあります。

こんなにも関係性の時間軸が長い職業は他にありません。

今回のブログでは、嶋田が美容師として経験してきたお客様との長期的な関係の大切さについて語っていきたいと思います。

それが皆さんの仕事や人生に何かヒントやインスピレーションを共有できれば幸いです。


動画で観たい方はこちら↓

目次

関係性の時間軸が長いとは?

先ほどいった「関係性の時間軸が長い」とはどういうことかというと

例えば20代で同年代のお客様と出会い、彼氏や彼女を紹介していただき髪を切るようになり、いつしかお二人がご結婚されることになり。

ありがたいことに結婚式のヘアセットやメイクをご用命いただいて。

やがてお子様が生まれてありがたくも初カットをさせていただき、その後も七五三や卒業式など節目で髪をセットさせていただく。

いよいよ、お子様の成人式のお支度では立派になられた姿をご家族と一緒に喜び、深い感慨に浸る。

そんなお子様も年頃ですので彼氏や彼女を紹介していただき髪を切るようになり、いつしかご結婚されて、ハッと気づけば赤ちゃんが生まれて…

もしかしたら、、、その赤ちゃんの初カットをさせていただくこともあるかもしれません。

うちの次男はまだカットは必要なさそうです笑

美容師はサードパーソンである

いやーこんなにも人生を共にする職業って他にありますか?それも家族未満友達以上の距離感で。

僕は美容師って「家族未満友達以上」だと思ってます。

だって、最近いつ親友に会いました?

僕の場合はですけど付き合いの長い親友といえど一年に数回しか会わないんですよね。

でも常連のお客様って毎月とか2ヶ月以内に1回会って2〜3時間を1対1で過ごすわけです。

今まで美容師をしてきた年数もそうですけど、これから先何年もそれが続いていくと考えると、これはもう友達や親友以上の時間をお互いの人生で共有することになるなと気づきがありました。

ところで、スターバックスのコンセプトでもある「サードプレイス」っていうのは自宅と職場に次ぐ第三の場所ってことじゃないですか?

それこそ美容師って家族と親友に次ぐ第三の人だなって。まさに「サードパーソン」ですよね

全くの他人ではあるんですけど、人の人生において特殊なポジションにいる存在が美容師なんです。

僕はこれこそが美容師という職業の超本質的な魅力であり価値だと思うんです。

美容師の本質を味わい尽くすためには

この魅力を味わい尽くすためには「常連様に長くリピートしていただく」ことに尽きます。

クーポンや割引が目当てのリピート確率の低い新規ばかりだとしたら、長期的なお付き合いは難しいですからね…

儲かる職業は他にもたくさんある。悩みを解決して目の前で喜んでいただく姿を見れる仕事も他にもある。

でも人生を共に歩むサードパーソンになれる職業は他にはないのです。

なので「髪を切るだけ」「コミュニケーションは無し」「新規で回す」僕の場合そういった仕事はしません。

この魅力や価値に気づくと仕事なのかすら曖昧になってくるんですよ。

なので僕はどんなに経済的に満たされても、仮に宝くじに当たって労働の必要がなくなってもリタイアなんてしません。お金だけのために美容師をしてないからですね。

常連様を大切にし、常連様から大切にされ、お互いの人生を共に歩む。

職業や仕事を超えた関係を築いていきたいんですよ。ちなみにこれは美容師だけでなくコンサルでも同じ理念ですね。

もちろん、このような関係性を築くことは簡単なことではありません。

それでも簡単ではないからこそ、美容師という職業の真の魅力と喜びを感じることができるのです。

一人サロンでの独立を考えているあなたへ

もしあなたが一人サロンで独立を考えているなら、それは美容師という職業を最も味わい尽くせる選択ですね。

一人サロンはお客様と1対1で過ごす時間が長いので、より親密な関係性を築くことができます。

空間に他に誰もいないことで、落ち着いて深い話がしやすいので、お客様も自然と心を開いてくれるんですね。

そしてお客様一人ひとりにこれ以上なく個別対応がしやすい。

例えば「Aさんが好きだとおっしゃってた〇〇のフィナンシェ買ってきたんです。紅茶いれて一緒に食べましょう」

なんて、他のスタッフやお客様がいたらできないじゃないですか…

僕なんて「縮毛矯正とカラーとカットとデジタルパーマ」で半日かかるお客様の時は、お昼休憩を間でとって一緒にUberEatsとって食べたりコーヒー休憩いれたりしてますからね笑

「いや私は何より技術が好きだから会話とかサービスは興味ないんです」という方もいらっしゃると思います。

もちろんそれでいいと思います。自分の好きなようにやりたいようにやれるのが一人サロンの醍醐味ですからね。

でも「人が好き」「喜んでいただくのが好き」っていうモチベーションの美容師さんって多いと思うんですよ。

そんなわけで、一人サロンという形態は非常にやりがいのある働き方だと僕はいえます。

ひとつアドバイスをさせていただけるとしたら、一人サロンをオープンするなら、お客様にヘアスタイルを提供するだけでなく、サービスや接客もより良いものを提供するマインドを持つことがポイントです。

そのマインドを持つことで、お客様とより長くより強い関係性を築くことができます。

ただ髪を切るだけ、染めるだけであれば他に代わりがいくらでもいますからね。

そうではなくお客様にとってのサードパーソンになることで、ただサロンを経営するだけではなく、お客様と自分自身の生活と人生をさらに上のステージの豊かさにしていきましょう。

ぜひ、ステキな一人サロンでお客様を幸せにし自分も家族も幸せになる独立をしてくださいね。

今日も未来につながる良い仕事をしましょう!シマダでした!




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