美容師にとっての本当の資産とは何か?

こんにちは!一人サロン経営塾のシマダ(@shimada_info)です!

今日は美容師という職業の本質について価値観の共有をしていきたいと思います

目次

美容師にとっての資産とは?

あなたは美容師にとっての資産って何だと思いますか?

銀行預金?株式?不動産?金の延べ棒?

全世界で2800万部『金持ち父さん貧乏父さん』の中で、著者ロバートキヨサキは「資産とは自分の財布にお金を運んでくれるもの」と定義しています

現金や株式もお金を運ぶとは思いますが、それは資産家や投資家の世界のおはなし

我々美容師にとっては顧客ですよね?

サロンで施術が終わるとレジでお代金を頂きます

お客様がお金を運んできてくださいます

そう、美容師にとっては顧客こそがキャッシュフローを生む真の資産なんです

預金や株式や不動産は無くなってしまえば何もそこから生まれません

しかし、何があってもずっとついてきてくださるお客様がいれば、あなたの口座がゼロになっても株式が大暴落しても大丈夫じゃないですか?

顧客がいて、施術ができれば収入が途絶えることはありません

なので真の顧客、真のフォロワーをつけることこそが本当に大切なことなんです

OTVとLTVとは?

あなたが今月担当したお客様の中に真の顧客はどのくらいいらっしゃいますか?

少し考えてみてください

お客様と面と向き合って、本音を交わし合っていますか?

あなたの勤務する店が変わったり、店が潰れたりしたら付いてきてくれますか?どれくらいのお客様が?

例えばクーポンや割引を目当てに来るお客様を目一杯こなせば、短期的に売上は上がるかもしれませんが、それは真の顧客と言えるでしょうか?

マーケティングの世界ではそれを「OTV(One Time Value)」一回きりのお客様と言います

一方で、真の顧客は「LTV(Life Time Value)生涯顧客といって、我々美容師はこちらのお客様をつけていく必要があります

あなたが1ヶ月に担当したお客様をOTVとLTVに分類してください

同じ金額を売り上げたとしても、その質や中身はどうなっているか?

中長期的に安定しようとするならLTVの顧客を一人でも多くつけるべきです

新規ばかりでは疲弊する

僕の友人に業務委託サロンに勤務する美容師が何人かいます

彼らは美容師としてはそれなりに収入を得ていますが、いつ会っても皆だいたい同じ愚痴をこぼします

「ちゃんとした接客やサービスをしたいのに、お客様を回したりこなすだけで精一杯で余裕がない…」

「一日のうちほとんどが新規だから接客が疲れる」

新規のお客様ばかりだとイチから信頼関係を構築しなければいけません

プレッシャーや緊張もあります

でも何度も通ってくださってるリピーターなら接客や施術がラクですよね

決して手を抜いたり気が緩んだりしてはいけませんが、ご新規の特別な緊張感に比べれば心持ちは違います

毎日が常連のお客様でいっぱいになれば、楽しくお話しして喜んでくださって感謝されて。暖かい関係がそこにありますよね。1日が終わって「これでお金頂いて良いのかな?」って思えるほど

それが美容師にとって、あなたにとって理想なんじゃないですか?

ワンタイムのお客様をこなして消耗するために美容師になったわけじゃないですよね?

なので一人ずつでもいい、着実に自分の生涯顧客を積み重ねましょう

そしたら店を変わっても、独立しても、引っ越しても、結婚や出産でライフステージが変わっても、お客様は付いてきてくださいます

そしてキャッシュフローを運んできてくださる

目の前のお客様を大切にして、誠心誠意を尽くして、真の顧客をつけましょう

それがお金だけでない、あなたの本当の資産になるはずです




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